ダイキンのMC55ZとACM55Zって見た目は全く同じだけど何が違うんだろう??
MC55ZとACM55Zはどちらもダイキンから販売されている空気清浄機の2023年モデルです。
「MC55ZとACM55Zって見た目も性能も同じみたいなんだけど、いったいどう違うんだろう??」と思っている人は多いんじゃないでしょうか?
なので、この記事ではこのMC55ZとACM55Zの違いを分かりやすく説明していますので、参考にして頂ければと思います。
この2機種は中身はほとんど同じ機種と言えますが、一つの大きな違いと、2つの小さな違いがあります。要チェックですよ
この記事でわかること
- MC55ZとACM55Zの違い
- MC55ZとACM55Zのスペック比較
- MC55ZとACM55Zの付属品と別売オプション比較
結論:MC55Zは家電量販店モデル、ACM55Zは住宅設備店モデル、違いは3つ
結論から言うと、この2機種は流通経路が異なり、「MC55Z…家電量販店モデル」、「ACM55Z…住宅設備店モデル」となっています。
見た目は全く同じに見えるこの2機種ですが、実は「アクティブプラズマイオンの有無」、「抗菌プレフィルターの有無」、そして「電源プラグの形状」が異なっています。
正直な所「プレフィルターの抗菌の有無」と「電源プラグの形状」はそこまで重要な違いとは言えないので、この2機種を比較するポイントは「アクティブプラズマイオンの有無」と「価格」ということになりそうですね。
判断の決め手は「アクティブプラズマイオン」が必要かどうかと、やっぱり「価格」だと思います
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MC55Z(量販店モデル)とACM55Z(住設モデル)の主なスペックの違い
それではまず最初に、MC55Z(量販店モデル)とACM55Z(住設モデル)のスペック・仕様の違いをを比較してみましょう
MC55Z (量販店モデル) | ACM55Z (住設モデル) | |
---|---|---|
床面積目安 | 約25畳 | 約25畳 |
加湿機能 | × | × |
風量(標準) | 3.2m3/分 | 3.2m3/分 |
消費電力(標準) | 15W | 15W |
運転音(標準) | 39db | 39db |
清潔機能 | ストリーマ アクティブプラズマイオン 静電HEPAフィルター 脱臭フィルター 操作部抗菌仕様 ホコリ・ニオイセンサー | ストリーマ 静電HEPAフィルター 脱臭フィルター 抗菌プレフィルター 操作部抗菌仕様 ホコリ・ニオイセンサー |
運転モード | 節電運転 花粉運転 | 節電運転 花粉運転 |
その他便利機能 | L字プラグ チャイルドロック | チャイルドロック |
主な付属品 | 取扱説明書 保証書 リモコン リモコンホルダー 脱臭フィルター | 取扱説明書 保証書 リモコン リモコンホルダー 脱臭フィルター |
本体質量 | 6.8kg | 6.8kg |
発売年月 | 2022年10月 | 2023年3月 |
2023年12月の 実勢価格 | 約35,000円 | 約30,000円 |
表にすればよくわかりますが、基本的にこのMC55Z(量販店モデル)とACM55Z(住設モデル)は空気清浄機としての基本的な能力に違いはありません。
大きくちがうのは量販店モデルのMC55Zにのみ「アクティブプラズマイオン」機能が搭載されているところです。
その分販売価格もやや高めになっているので、そのあたりを考慮して選ぶ必要がありそうです。
そっか、見た目は同じだけど、全く同じって訳じゃないんだね
MC55Z(量販店モデル)とACM55Z(住設モデル)の違いを詳しく比較
ではここからは、MC55Z(量販店モデル)ACM55Z(住設モデル)の違いを詳しく見て行きましょう
MC55Z(量販店モデル)は「アクティブプラズマイオン」発生機能がある
おそらくこれがこの2機種の一番大きな違いですが、MC55Z(量販店モデル)はACM55Z(住設モデル)にはない「アクティブプラズマイオン」発生装置が搭載されています。
この「アクティブプラズマイオン」についてダイキンのHPでは「プラズマ放電によりイオンを空気中に放出し~浮遊するカビ菌やアレル物質などの表面に付着し、空気中でタンパク質を酸化分解することができる技術」と説明されています。-ダイキンHPより引用
ただ、空気清浄機のキモはやはり「集塵フィルター」であり、さらにこの「プラズマイオン」の効果はまだはっきりと証明されていないところもあるようなので、お値段の違いによっては「なくても気にしない」という選択肢もありかもしれませんね。
このナントカプラズマはあった方がいいのかなぁ?
これはもう「気持ちのもの」ですね、目に見えるものでもありませんし、メーカーもそこまで「売り」にしている機能でもないですしね
MC55Z(量販店モデル)は電源プラグが「L型」なので壁際に設置しやすい
微妙な違いですが、MC55Z(量販店モデル)のコンセントのプラグは「L型」になっており、コンセントの真ん前に本体を設置することが可能です。
一方のACM55Z(住設モデル)のコンセントは普通の「まっすぐ」タイプです。
ですが、その気になればL型の変換プラグも市販されているので、これは特に気にする必要はないと思います。
コンセントの目の前に置くわけじゃないから、これはどっちでもいいや
ACM55Z(住設モデル)は「抗菌プレフィルター」仕様
「プレフィルター」とは、本体の一番外側に設置されていて最初に大きなホコリなどを取るフィルターのことですが、ACM55Z(住設モデル)はこのプレフィルターが「抗菌仕様」となっています。
具体的には素材に抗菌成分が含まれていて細菌の繁殖を防ぐ効果があるとされており、最近ではエレベーターの押しボタンなどに使われているのを目にすることがありますね。
ただ自宅に設置する場合、不特定多数の人が頻繁に触るわけではないですし、「抗菌仕様だから絶対に無敵!」という訳でもないはずなので、これもそこまで重要視するほどではないのかもしれませんね。
抗菌仕様なのはありがたいけど、本体の外側ってそこまでべたべた触るものかなぁ・・・
一番よく触るであろう操作パネルは、このACM55Z(住設モデル)もMC55Z(量販店モデル)もどちらも抗菌仕様になっているので、個人的には家庭での使用であればそれで十分です
MC55Z(量販店モデル)とACM55Z(住設モデル)の付属品の違いを比較
それでは次に、MC55Z(量販店モデル)ACM55Z(住設モデル)の付属品の違いを調べてみましょう
MC55Z (量販店モデル) | ACM55Z (住設モデル) | |
---|---|---|
付属品 | 取扱説明書 保証書 リモコン リモコンホルダー 脱臭フィルター | 取扱説明書 保証書 リモコン リモコンホルダー 脱臭フィルター |
MC55Z(量販店モデル)ACM55Z(住設モデル)では付属品の違いはなさそうです。
MC55Z(量販店モデル)とACM55Z(住設モデル)の別売品の違いを比較
それではさらに、MC55Z(量販店モデル)ACM55Z(住設モデル)の別売品の違いを調べてみましょう
MC55Z (量販店モデル) | ACM55Z (住設モデル) | |
---|---|---|
別売品 | 壁掛キット BKK110A4 ワイヤレスリモコン (ホルダー付き) 2380485 ストリーマユニット BFE089A4 脱臭フィルター KAD109A4 バイオ抗体フィルター KAF080A4 チタンアパタイト フィルター KAFC089A4 集塵フィルター KAFP097A4 エアフィルタ 2290715 エアフィルタ (プレフィルタ前) 2290140 | 壁掛キット BKK110A4 ワイヤレスリモコン (ホルダー付き) 2380485 ストリーマユニット BFE089A4 脱臭フィルター KAD109A4 バイオ抗体フィルター KAF080A4 チタンアパタイト フィルター KAFC089A4 集塵フィルター KAFP097A4 エアフィルタ 2548307 エアフィルタ (プレフィルタ前) 2290140 |
注:2023年12月時点のメーカーHPの情報です。ボディカラーによって品番が違う場合があります。オプションの情報並びに適合に関しては責任を持ちかねますので、購入前に各自で念入りに確認願います。
基本的にこの2機種の別売品も共通のものが殆どですが、唯一「エアフィルタ」だけ品番が違いました。
おそらく「抗菌プレフィルター」の有無に関する違いだと思われますが、もし注文する場合は間違えないように注意しましょう。
MC55Z(量販店モデル)がおすすめな人
ではここからは、MC55Z(量販店モデル)がオススメな人を考えてみましょう
「アクティブプラズマイオン」機能があった方がいいと思う人
「アクティブプラズマイオン」の実際の効果についてはまだまだ検証中な部分も多いようで、人によってはあまり効果を感じない、ということもあるようです。
ですが(僕も含め)花粉症やダストアレルギーの人にとっては「ほんの少しでも効果があるなら頼りたい」と思うのも自然な事ですね。
なので、空気清浄機の導入の理由が花粉やハウスダストによるものであり、さらにその時の価格差が納得のいくものであるなら、「アクティブプラズマイオン」がついたMC55Z(量販店モデル)がおすすめかもしれません。
僕はアレルギー体質だから、ちょっとぐらいの値段差なら「アクティブプラズマイオン」がついたMC55Z(量販店モデル)を選ぶかな
ACM55Z(住設モデル)がおすすめな人
では最後に、ACM55Z(住設モデル)がオススメな人も考えてみましょう
不特定多数の人が出入りするところに設置する予定の人
ACM55Z(住設モデル)の魅力はその価格と、MC55Z(量販店モデル)にはない「抗菌プレフィルター」ということになります。
価格については言うまでもありませんが、例えば自宅ではなくオフィスなど、不特定多数の人が出入りするところに設置する場合、この「抗菌プレフィルター」は嬉しい機能かもしれません。
とはいっても、どの程度の効果があるかはわかりませんので、不特定多数の人が触る可能性のある場所に設置した場合のメンテナンスの際は、雑菌やウイルスの付着に十分注意して行うようにしたいものです。
オフィスに置く予定だから、抗菌プレフィルター仕様のACM55Z(住設モデル)にしようかな
まとめ:大きな違いは「プラズマイオン」の有無。無くてもいいなら安い方を選ぼう!
いかがだったでしょうか?MC55Z(量販店モデル)ACM55Z(住設モデル)の主な違いは「アクティブプラズマイオンの有無」、「抗菌プレフィルターの有無」、そして「L型プラグかどうか」でした。
「アクティブプラズマイオン」はアレルギー体質の人にとっては気になる機能ですが、空気清浄機の機能の中ではそこまで重要なものではなさそうです。
さらに「抗菌プレフィルター」や「L型プラグ」も、絶対にそっちの方がいい!と呼べるほどのインパクトはありません。
実際この2機種はほとんど同じ機種である感は否めないところなので、結局のところ「価格がより安い方にする」というのもアリなように思います。
それでは、皆さんがこの記事の情報を参考に、自分にピッタリの選択ができるように願っています!!
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