日立のPV-BL30Kと新しいPV-BL30Lって何が違うんだろう??
新機種っていってもどうせそんなに違わないよね??でももしすごいグレードアップとかしてたらどうしよう
PV-BL30KとPV-BL30Lはどちらも日立から発売されているサイクロン式のスティッククリーナーです。
「PV-BL30KとPV-BL30Lって同じような型番だけど、実際は何が違うんだろう??」、「安くなっている旧モデルで十分だとは思うけど、万が一新モデルが劇的に進化してたらどうしよう・・・」と思っている人は多いんじゃないでしょうか?
なので、この記事ではこのPV-BL30Kと新しく出た後継機種であるのPV-BL30Lの違いを分かりやすく説明していますので、参考にして頂ければと思います。
この2機種は中身はほとんど同じ機種と言えますが、一つだけ大きく変わったところがあります。要チェックですよ
この記事でわかること
- PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)の違い
- PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)のスペック比較
- PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)付属品と別売オプション比較
PV-BL30K(旧)の口コミ・評判のまとめ記事
結論:PV-BL30L(新)には新たに「自動運転モード」が搭載された
結論から言うと、PV-BL30L(新)には新しく「自動運転モード」が追加されたのと、本体カラーが「ライトゴールド」から「ベージュ」に変更されました。
それ以外、例えばバッテリーやパワーヘッドなど、クリーナーとしての基本的な性能に違いはありません。
なのでこの2機種を検討する場合、価格のほかに「自動運転モードに魅力を感じるか」、という点を考慮するとよさそうです。
自動運転モードが不要であれば、安くなっている前モデルを買うのが良さそうですね
PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)の主なスペック・仕様の違いを比較
ではまず、PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)のスペック・仕様を比較してみましょう
PV-BL30K(旧) | PV-BL30L(新) | |
---|---|---|
タイプ | サイクロン式 | サイクロン式 |
重量 | 約1.4kg (ヘッド・バッテリー込み) | 約1.4kg (ヘッド・バッテリー込み) |
集塵容積 | 約0.15L | 約0.15L |
バッテリー | リチウムイオン電池 カセット式 | リチウムイオン電池 カセット式 |
連続使用時間 | 強:約8分 標準:約40分 (モーターヘッド使用時) | 強:約8分 自動:約8~40分 標準:約40分 (モーターヘッド使用時) |
充電時間 | 約2時間 | 約2時間 |
ヘッド | パワフルスマートヘッド | パワフルスマートヘッド |
ヘッド機能 | 自走機能 クルッとヘッド ペタリンコ構造 からまん機構 回転ブラシ ワンタッチ脱着 水洗い対応 モーター駆動方式 からまんブラシ | 自走機能 クルッとヘッド ペタリンコ構造 からまん機構 回転ブラシ ワンタッチ脱着 水洗い対応 モーター駆動方式 からまんブラシ |
その他の機能 | ごみダッシュ からまんプレス構造 | ごみダッシュ からまんプレス構造 |
付属品 | ハンディブラシ すき間用吸口 ファブリックヘッド 延長パイプ スティックスタンド ACアダプター お手入れブラシ カンタンお手入れガイド | ハンディブラシ すき間用吸口 ファブリックヘッド 延長パイプ スティックスタンド ACアダプター お手入れブラシ |
発売年月 | 2022年10月 | 2023年12月 |
2023年12月の 実勢価格 | 約40,000円 (価格コム調べ) | 約72,000円 (価格コム調べ) |
一覧で見るとわかりやすいですが、やはりこの二機種の違いは自動運転モードの有無のみであり、クリーナーとしての基本的な性能に違いが無いことがよくわかります。
詳しくはこれから見ていきますが、特に新たに搭載された「自動運転モード」の有る無しでどれぐらい違うのかがこの二機種を判断するポイントになりそうですね。
では、この二機種の違いを詳しく見ていきましょう。
PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)の違いを詳しく見る
では次に、PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)の違いをさらに詳しく見ていきましょう
PV-BL30L(新)は自動運転モードが搭載された
2023年モデルのPV-BL30Lには操作ボタンに「自動運転モード」が追加されました。
これは床の材質の違いを自動的に識別し標準運転と強運転を自動的に切り替えるというもので、バッテリーを長持ちさせる効果があります。
運転時間に限りがある、というのはスティッククリーナーの最大の弱点の一つなので、自動運転を上手に使うことで運転可能時間を延ばせるのは魅力的かもしれません。
確かにフローリングでホコリぐらいしか落ちてなくてもなんとなく「強運転」を使っちゃうから、自動で切り替えてくれれば便利かも
PV-BL30L(新)は本体カラーが「ベージュ」になった
さらにこれは実用的な違いではありませんが、2023年モデルのPV-BL30Lは本体カラーが「ライトゴールド」から「ベージュ」に変更されました。
今回塗装面にも変更があり、従来は黒色だったパイプとヘッドも一部本体カラーのベージュが使用されています。
これによりぱっと見の印象は少し明るくなったように感じますが、いずれにしても実用面での大した違いではありませんね。
ショッキングピンクとかならともかく、ゴールドとベージュならそこまでこだわるような違いじゃないかな
PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)の付属品の違いを比較
PV-BL30K(旧) | PV-BL30L(新) | |
---|---|---|
付属品 | ハンディブラシ すき間用吸口 ファブリックヘッド 延長パイプ スティックスタンド ACアダプター お手入れブラシ カンタンお手入れガイド | ハンディブラシ すき間用吸口 ファブリックヘッド 延長パイプ スティックスタンド ACアダプター お手入れブラシ |
繰り返しになりますが、従来のPV-BL30Kと新しいPV-BL30Lとでは、付属品に違いはありません。
細かいことを言えば、PV-BL50K(旧)には「カンタンお手入れガイド」というリーフレットが付属しており、これは新しいPV-BL30Lでは省略されましたが、これは実質的な違いとまでは言えないでしょう。
PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)の別売オプションの違いを比較
ではさらに、PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)の別売オプションについても比較してみましょう
PV-BL30K(旧) | PV-BL30L(新) | |
---|---|---|
別売オプション | ミニパワーヘッド (PV-BH900H-026) ほうきブラシ (PV-BEH900-033) スマートホース (PV-BEH900-035) カセット式 リチウムイオン電池 (PV-BH900-009) ファブリックヘッド (PV-BL30J-005) ふとん用吸口 (PV-BJ700G-018) スタンド式充電台 (PV-BL50J-007) スティックスタンド (PV-BL30H-016) 2WAYすき間ブラシ (PV-BFH900-017) 伸縮すき間用吸口 (PV-BH900K-008) 伸縮曲がるブラシ吸口 (PV-BC500-040) | 布用ブラッシングヘッド (PV-BH900SL-005) ミニパワーヘッド (PV-BH900H-026) ほうきブラシ (PV-BEH900-033) スマートホース (PV-BEH900-035) カセット式 リチウムイオン電池 (PV-BH900-009) ファブリックヘッド (PV-BL30J-005) ふとん用吸口 (PV-BJ700G-018) スタンド式充電台 (PV-BL50J-007) スティックスタンド (PV-BL30H-016) 2WAYすき間ブラシ (PV-BFH900-017) 伸縮すき間用吸口 (PV-BH900K-008) 伸縮曲がるブラシ吸口 (PV-BC500-040) |
注:2023年12月時点のメーカーHPの情報です。オプションの情報並びに適合に関しては責任を持ちかねますので、購入前に各自で念入りに確認願います。
PV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)の共通の特徴
それではPV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)の共通する特徴を見てみましょう。代表的な所だけをサクッと紹介しますね
「パワフルな吸引力でしっかりゴミを吸い込みます」
「小型軽量でもハイパワーのファンモーターを採用。空気の流れを効率よく制御し、気になるごみもしっかり吸い込みます。」-日立商品ページより引用
このPV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)にはどちらも日立の「ジェット3Dファンモーター」が採用されていて、2020年モデルのPV-BL30Hと比較して吸い込み口最大風量が約10%向上しているそうです。
「緑色LEDライトで、見えにくいゴミも浮かび上がらせます」
「日立はLEDライトにもっとも明るく感じる波長に近い「緑色」を採用。見えにくかったごみも浮かび上がらせて、キレイにできます。」-日立商品ページより引用
横から光を当てると影ができるので、ホコリやごみの有無がよくわかりますが、さらに緑色のLEDランプで照らすとゴミの明暗がより見やすくなるそうです。
PV-BL30KとPV-BL30Lには計7灯ものLEDランプがヘッド先端に内蔵されているので、床に落ちたゴミやホコリがより見やすく工夫されています。
「髪の毛などが、からまりにくい」
「ブラシの先端をループ形状にすることで髪の毛などがからまりにくくなり、スッキリ吸引」ー日立商品ページより引用
モーターヘッドブラシはハイパワーにゴミをかき込んでくれるので便利ですが、その反面どうしても軸に髪の毛が絡まりやすいという弱点があります。
その点でPV-BL30K(旧)とPV-BL30L(新)が採用している「からまんブラシ」は毛先がループしていて髪の毛が絡みにくい構造となっています。
さらにブラシはワンタッチで脱着可能で水洗いにも対応しています。
PV-BL30K(旧)がオススメな人
ではここからは、PV-BL30K(旧)がオススメな人を考えてみましょう
2~3部屋や自室のみが掃除できたら十分な人
従来のPV-BL30Kも新しいPV-BL30Lもバッテリーの持続時間は強モード運転だと約8分しか持ちませんが、新しいPV-BL30Lは自動運転モードを使用することで運転時間を延ばせる可能性があります。
ですが、例えばワンルームや2LDK程度までであったり、さらに広い家でも自室や作業部屋だけで使えれば十分といった場合など、そもそも「8分も使えたらOK」という人もかなりいるはずです。
そのような場合、安くなっている旧機種であるPV-BL30Kでも特に困ることはないかもしれません。
いつも掃除機掛けは5分ぐらいで終わるから、8分もあれば特に困ることはなさそう
コスパ重視の人
これはある意味当然だと思いますが、新製品であるPV-BL30L(新)の方がPV-BL30K(旧)に比べて高価であることは言うまでもありません。
特に出始めの場合、同じような性能でも価格差が何万円もついている、ということは珍しくありませんね。
なので、自動運転モードにそこまで魅力を感じないなら、当然より値段が安いPV-BL30K(旧)を選択することになるでしょう。
同じような性能なんだったら、安い方がいいに決まってるよ
PV-BL30L(新)がオススメな人
では最後に、PV-BL30L(新)がオススメな人を考えてみましょう
なるべく運転時間を延ばしたい人
繰り返しになりますが、PV-BL30K(旧)もPV-BL30L(新)も「強モード運転」だとバッテリーは約8分しか持ちません。
ですが、PV-BL30L(新)の自動運転モードを上手に使うことで運転可能時間をもっと伸ばせる可能性あります。
例えばフローリングの部屋の一部分だけにカーペットを敷いているなど、床の材質が頻繁に変わる場合などはこの自動運転モードが効果を発揮するに違いありません。
いちいち運転モードボタンを押しながら使うのって面倒だから、自動で切り替えてくれるならそれに越したことはないかな
まとめ:
いかがだったでしょうか?PV-BL30KとPV-BL30Lの主な違いは、自動運転モードの有無とボディカラーの違いです。
自動運転モードはあると便利かもしれないですが、「絶対になくてはならない」という程ではないかもしれません。
さらにクリーナーは実用家電であまり見せるものでもないので、「ゴールドとベージュの違い」はそこまで気にならない、と考える人も多いと思います。
実際この2機種は、ほとんど同じ機種である感は否めないところなので、最終的には価格が判断の決め手になりそうですね。
それでは、皆さんがこの記事の情報を参考に、自分にピッタリの選択ができるように願っています!!
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